静電気放電(ESD)を低減する

静電気放電(ESD)は、放電が電子デバイス内に入るとそのデバイスを破損する可能性があります。静電気は、素材の表面に電子が溜まりすぎることにより発生する電荷です。少量の ESD でも回路を破損することがあるので、電子デバイスを使用するときは、電子デバイスを ESD の危害から守る対策をとる必要があります。

ケーブルやドッキング ステーションなど何らかのものを接続するための外部入力点を持つ電子デバイスは、ESD に対して脆弱であるといえます。携帯電話など、携帯するデバイスは、人体に蓄積された静電気が自動的にデバイスに伝わるので、ESD がユニークな方法で蓄積されてしまいます。したがって、デバイスをドッキング ステーションなど別のデバイスに接続したときに、ESD 放電が発生する可能性があります。

環境内で静電気を蓄積させる条件には次のようなものがあります。
ESD の発生を低減するには、次のガイドラインに従ってください。